グローバル シンガポール研究旅行を実施しました
2016年4月2日~4月6日、本校高校3年生47名は、「インターンシップおよび学校交流」をテーマに、研究旅行を実施しました。
ひとつ目のテーマであるインターンシップでは、中央大学の卒業生の会である学員会シンガポール支部の先輩方にご協力いただき、47名の生徒たちが9社(1社あたり5~6名)に分かれ、業務内容を教えていただいたり、オフィスの中を見せていただいたり、仕事のお手伝いをさせていただいたりしました。生徒たちはさまざまな国籍の人たちが一つのオフィスで働いていること。英語が当たり前のように飛び交っていることに驚いていました。
また、先輩方の多くが、もともと海外で働くことなど想定していなかったが、会社のグローバル展開にともなってシンガポールに来ることになったということを語っていたことも印象的だったようです。これからの時代を生きる自分たちは、世界中どこにでも赴任する可能性がある。だからこそ、最低限の英語は身につけておこう。そんなことを感じさせてくれる良い機会となりました。
実は、インターンシップの前日の夜には、30名を超える中央大学の卒業生に集まっていただき、卒業生の経営するお店で懇親会を開いていただきました。この懇親会も、海外で働く方々のお話を聞ける良い機会となりました。
今回の経験によって、生徒たちは海外で働くことを身近なものとして感じられるようになったようです。貴重な場を提供していただいた卒業生のみなさんに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
二つ目のテーマである学校交流では、シンガポール国立大学を訪れました。シンガポール国立大学の学生たちと将来の夢などを語りながら、今後のアジア情勢についてお互いの認識を深め、国境を越えた友情を育むことができました。
学びあり、遊びありのシンガポール研究旅行は、グローバルな時代を生きる生徒たちにとって、将来のことを考えるためのひとつの材料になったようです。今回の参加者の中から、一人でも多くの生徒が世界で活躍する人間になってくれることを期待しています。