カリキュラム
「全教科主義」と「教養総合」で、より深く、より自主性の高い学びを
国語
言葉の背景にあるものを、様々な資料を通して探り、見えなかったものを見つけていきます。
また、「課題図書」を通して多くの言葉や人間との出会いを可能にするほか、論文の書き方や発表の技術など「表現する力」も身につけます。
数学
問題をどのように読み解き、どう答えるか。
数学は、解答集に頼らず、自分で答えまでの道筋をじっくりと考えることが大切です。
基本的な計算力はもちろん、授業を通して論理的思考力、数学的考察力を育てます。
理科
理科の授業の軸は実験です。
答えは常に自然界の中にあります。
結果を自分で予想したり、友人たちと話し合ったりしたうえで、実験の結果を自分の言葉でまとめます。
この繰り返しで科学的思考力を育てていきます。
地理歴史・公民
世界と日本の様々な側面を、過去・現在・未来を視野に入れつつ検討します。
大学附属ならではの高度な学習内容も盛り込み、グローバル社会に埋もれない、自分の頭で考えられるたくましい人を育てたいと思っています。
英語
「英語コミュニケーション」では、「日本語訳」ではなく「英語」を頭の中に「インプット」するべく多彩な定着活動を展開します。
「Project in English」では発表などの「アウトプット」の機会を通じて英語での自己発信力を養います。
体育
ルールを学び、実践し、公平公正な態度を学ぶ
男女合わせて16種目のカリキュラムには、「アルティメット」や「インディアカ」、「ユニホッケー」などのニュースポーツも取り入れています。スポーツに親しみ、そして試合や審判を通してルールを学び実践し、公平公正な態度を身につけてもらいたいと思います。また、2011年には第2体育館、2012年春には人工芝のグラウンドが完成。充実した施設でのびのびと授業を行っています。
芸術
楽しむことから表現力を伸ばす
幅広い観賞を通して、生涯にわたり芸術を愛好する心を育てます。また実践を通して、個性豊かな表現力を磨きます。
音楽
音楽の幅広い活動を通じて、音を楽しみつつ個性豊かに表現できる力を身につけます。
書道
基礎をふまえて、最終的には創作することを目指します。紙の上に自分を表現することが目標です。
美術
「見る」ことによって蓄積されるものを、自分なりにアレンジすること。そこから、表現力が生まれます。
家庭
生活者としての自立を目指す
家族や家庭、福祉、衣食住、消費生活など、人の一生に関わる生活全般の基本的な知識と技術を習得していきます。そして、家庭や地域の生活課題を主体的に解決するとともに、生活の充実向上を図る能力と実践的な態度を育てます。2時間続きの授業時間を利用して、調理実習・被服材料実験・基礎縫い実習・家計管理・一人暮らしシミュレーションなど、多くの演習を取り入れ、生活者としての自立を目指します。
情報
情報化社会での考える力と対応能力を伸ばす
テレビや携帯電話、ゲーム機、カメラなどの情報機器は、どんどんデジタル化されています。このデジタルとは何か、さまざまなマルチメディアを通して学びます。実習では、与えられたデータから新たな情報を得るという分析力を鍛えるものも用意。論理的にじっくり考え新たな情報を得たときの充実度が非常に高いです。また、コンピュータそのものやソフトウェアの使い方であるコンピュータリテラシーも学びます。
カリキュラム表
2022年度入学生より
教科 | 科目 | 1年 | 2年 | 3年 | |||||
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文系 | 理系 | ||||||||
必修 | 必修 | 必修 | 必修選択 | 必修 | 必修選択 | ||||
国語 | 現代の国語 | 2 | |||||||
言語文化 | 2 | ||||||||
文学国語 | 2 | 2 | 2 | ||||||
古典講読 | 2 | ||||||||
古典精読 | 2 | ||||||||
地理歴史 | 歴史総合 | 2 | |||||||
地理総合 | 2 | ||||||||
地理探究 | 3 | ||||||||
日本史探究 | 3 | ||||||||
世界史探究 | 2 | 2 | |||||||
公民 | 公共 | 2 | |||||||
政治・経済 | 2 | 2 | |||||||
数学 | 数学Ⅰ | 3 | |||||||
数学Ⅱ | 4 | ||||||||
数学Ⅲ | 3 | ||||||||
数学A | 2 | ||||||||
数学B | 2 | ||||||||
数学C | 2 | 2 | |||||||
数学演習 | 2 | ||||||||
情報 | 情報Ⅰ | 2 | |||||||
理科 | 物理基礎 | 3 | |||||||
物理 | 5 | 5 | |||||||
化学基礎 | 3 | ||||||||
化学 | 5 | 5 | |||||||
生物基礎 | 3 | ||||||||
生物 | 5 | 5 | |||||||
保健体育 | 体育 | 2 | 3 | 3 | 3 | ||||
保健 | 1 | 1 | |||||||
芸術 | 音楽Ⅰ | 2 | |||||||
美術Ⅰ | 2 | ||||||||
書道Ⅰ | 2 | ||||||||
外国語 | 英語コミュニケーションⅠ | 4 | |||||||
英語コミュニケーションⅡ | 4 | ||||||||
English Reading | 2 | 2 | |||||||
論理・表現Ⅰ (Project in English Ⅳ) | 2 | ||||||||
論理・表現Ⅱ (Project in English Ⅴ) | 2 | ||||||||
論理・表現Ⅲ (Project in English Ⅵ) | 2 | ||||||||
Project in English for Science (Project in English Ⅵ) | 2 | ||||||||
English Writing | 2 | ||||||||
家庭 | 家庭基礎 | 2 | |||||||
教 養 総 合 | 教養総合Ⅰ | 1 | |||||||
教養総合Ⅱ | グローバルフィールドワーク | 2 | |||||||
グローカルフィールドワーク | 2 | ||||||||
Project in ScienceⅠ | 2 | ||||||||
トランスサイエンス 科学と社会 | 2 | ||||||||
教養総合Ⅲ | A 卒業研究 | 2 | |||||||
B Project in Science Ⅱ(卒業研究) | 3 | ||||||||
C 数学で読み解く現代社会 | 2 | ||||||||
選択① | 2 | ||||||||
選択② | 2 | ||||||||
特別活動 | ホームルーム | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||
総合的な探究の時間 | 1 | (2) | |||||||
計 | 34 | 33 | 12 | 20 | 20 | 12 |
※必修科目について
- 1年次の『芸術』については「音楽Ⅰ」「美術Ⅰ」「書道Ⅰ」の3科目から1科目を選択する。
- 2年次『教養総合Ⅱ』ついては、複数の開講分野から1講座(2単位)を選択する。
- 3年次理系コースの『理科』については、「物理」「化学」「生物」の3科目から1科目を選択する。
※必修選択科目について
- 3年次理系コースの『理科』については、「物理」「化学」「生物」の3科目から1科目(必修と別科目)を選択する。
- 3年次文系コースについては、「数学C」「教養総合Ⅲ選択①」「教養総合Ⅲ選択②」の3科目から2科目を選択する。
- 中央大学への学校長推薦を辞退する場合においては、3年次必修選択の単位数を10単位を上限として減ずることができる。
※教養総合について
- 教養総合は、学校設定教科である。
- 2年次「教養総合Ⅱ」は、『総合的な探究の時間』を代替した学校設定科目とする。