踏み出す力で活きる
竹村 知夏さん
思う存分「未知」を探究する
教養総合の授業で、SDGsの課題解決方法を追究する課題に取り組んだ。触れたことがなかった知見に触れながら関心のあるテーマを突き詰める学びはとても刺激的だった。3か月間のニュージーランドへの留学も、ライフル射撃部への入部も未知との出会いを求めて自分で決めた。踏み出した一歩が道になっていく。
竹村 知夏さん
思う存分「未知」を探究する
教養総合の授業で、SDGsの課題解決方法を追究する課題に取り組んだ。触れたことがなかった知見に触れながら関心のあるテーマを突き詰める学びはとても刺激的だった。3か月間のニュージーランドへの留学も、ライフル射撃部への入部も未知との出会いを求めて自分で決めた。踏み出した一歩が道になっていく。
大内 拓海さん
「和」を大事にしながら力を尽くす
良い学校にするために、生徒の立場で何かしたいと考え、勇気を出して生徒会長に立候補した。リーダーとしては、力で引っ張っていくというよりも調整役タイプ。皆が発言しやすい雰囲気づくりを大切にするとともに、広く生徒の声を聞き活動に反映したいと考えている。精一杯力を尽くし、皆の学校生活を支えたい。
渡辺 大誠さん
「つながること」を心から楽しむ
野球部ではチームメイトへの声かけを大事にしている。チームづくりには、積極的にコミュニケーションをとることが欠かせない。その姿勢は普段の学校生活でも同じ。ポジティブな心持ちでいて人に関心を持って接することが、自身の「楽しさ」に結びつくと実感している。笑顔で仲間とつながっていたい。
良本 綾さん
戦後の文学作品を「ジェンダー」から考察
三島由紀夫の作品『潮騒』を課題図書で読み、作中での性暴力が問題として扱われない描写に疑問を感じた。ジェンダーに関する文献、文学研究の論文など、多様な資料を用い、考察を卒業論文にまとめた。男尊女卑の価値観がまだ強かった時代の作品だからこそ、現代の視点で切り込むことに意義があるはずだ。
中村 太一さん
先人の営みを継承する
伝統文化を学ぶイベントに参加し日本舞踊と出会った。無駄がなく洗練された所作の一つひとつを心から美しいと思った。部活動を通じて茶道や華道にも触れ、日本の伝統文化への関心は強くなるばかりだ。奥が深いからこそ、どこまでも知りたくなる。探究心に身を任せ、学び続けたいと思う。
荻原 理音さん
「答えがない」方がおもしろい
中学生科学コンテストに参加した。そこで取り組んだ実技課題は、模造紙の造形物にボールを転がし、いかにゆっくり落とせるかというもの。造形の仕方は無限にあり、それだけに難しかったが、創意工夫し一つのことを追究する楽しさを味わえた。未知に挑んだことが、新しい自分を知るきっかけをくれた。
高津 沙也佳さん
現代の問題のルーツを歴史から探りたい
実地踏査を交えた学習で、沖縄を訪問。戦時中に歴史的な悲劇のあった地に立ち、自分が当事者であったら事態をどのように受け止め判断したかを考えた。教科書では学べない歴史があることを肌で感じ、現代の問題につながるルーツを探りたいと強く思った。内から沸き起こる「知りたい」が止まらない。
横田 瑛士さん
何事も徹底して楽しみたい
サッカー部と陸上競技部を兼部し、生徒会にも所属している。毎日忙しくても、興味を持ったことは何でも挑戦したい。勉強と両立させるためにはメリハリが大切。目の前のことに集中し、その時々でしっかり気持ちを切り替える。徹底して楽しんでいるからこそ、学校生活で得られる充実感も大きい。
松林 謙太朗さん
未知に飛び込んでこそ、得られるものがある
次世代を担う人材の育成を目的とした団体のプログラムに参加。フェアトレードビジネスのアイディアを考える、実際に商品を雑貨店に売り込む、全国の高校生と交流を深めるなど、日常では得難い多くの体験ができた。未知に飛び込みチャレンジしなければ、得られない成長もある。やらずに後悔はしたくない。
藤原 ミチルさん
事象が複雑に絡むテーマほど夢中になれる
子どもの頃から映画が好き。起承転結がはっきりした作品よりも、解釈に余白のある作品の方が好みだ。卒業研究では、小津安二郎監督の『麦秋』を題材に、現代と戦後での性的マイノリティに対する捉え方の違いについて考察した。答えが単純ではなく複雑で奥の深いテーマほど、考察意欲が掻き立てられる。
西野 琴葉さん
今できることを考え実行する
生徒会活動の魅力は、様々な活動に携われること。力を入れている活動の一つに、校内放送「中附スタジオ」の運営がある。コロナ禍で黙食が奨励される昼休みを少しでも明るくしようと、トークやクイズなどのコンテンツを企画し放送する。生徒の主体性を大事にしてくれる中附で、今できることを実践していく。
吉﨑 遼介さん
つくり上げるプロセスに楽しみがある
白門祭実行委員を生き生きと務める友人に刺激を受け、自ら手をあげて芸術祭実行委員になった。行事には仲間と力を合わせてつくり上げる楽しさがある。そこで自分が大事な役割を果たすのは、いっそう楽しい上に誇らしい。芸術祭の魅力を多くの生徒に感じてもらえるよう、仲間と力を合わせ取り組んでいきたい。
伊勢屋 美月さん
自分を表現できる中附にしていきたい
小4~小6 まで上海で過ごした。消極的だったが自分を主張できるようになった。中附では生徒会に挑戦し、今は生徒会長。私がやりたいのは、自分を上手く表現できずにいる生徒に寄り添うこと。自分の価値を見つけ出し、自分らしさを生かせる、そんな中附の環境づくりに貢献したいと思う。
佐野 杏さん
課題図書から私が変わっていく
「高校生からの商学入門」という一冊の課題図書に感化され、中央大学が販売している「中大水」の新ボトル提案に挑戦。教養総合で学んだ調査・分析法の基礎を生かし、若者にターゲットを絞った爽やかなデザインを提案。差別化の難しい商品だからこそやりがいを感じた。将来、商品開発をやってみたい。
田中 花歩さん
将来、先生になりたいと思っている
友だちと一緒に勉強するうちに「教える」ということがとても好きになった。授業でも、仮に友だちが欠席したら、これを分かりやすく教えるにはどうしたらいいだろうと考えながら聴いている。すると、中附には理想の先生がたくさんいることに気づく。思い切り吸収し、将来、先生になろうと思う。
松本 敬さん
野生動物の研究がおもしろい
生物部では高尾山に毎月1~ 2 回登り、高校生と一緒に高尾山におけるムササビの分布の研究をしている。これまでシンポジウムでも研究成果を発表。分布調査で必要な地図読みの力をつけるため、オリエンテーリングの大会に出場し優勝もした。高校でも研究を継続し、新たな発見を学会で発表したい。
山岸 祐太朗さん
AI で、自分は何が開発できるか、楽しみ
中央大学の先生に学ぶステップ講座がある。その中でAIのセンサーを開発している梅田教授に、心が打たれた。将来AIを開発したい。そのためには、AI に関わる基礎知識はもちろんのこと、実験の仕方や、さらにAI を必要とする社会や環境の課題についても学ばなければならない。今、何を学ぶかがよく見えてきた。
仙波 泰樹さん
楽しさが勝る成長をしていきたい
バレーボールが好き。昨日より今日が上手くなったと感じられる指導で夢中になって練習している。中附はバレーボールに限らずチームワークのいい部活が多い。その背景には普段から仲のいい校風が影響していると思う。中附なら、部活も勉強も、辛いことがあっても楽しさが勝る成長ができる。
小野木 美桜さん
身につけた行動力で世界を知りたい
3カ月の留学でニュージーランドへ。ホームステイ先は静かな郊外。日本人のいない生活。結局、自分から行動しないと何もできないのが留学。授業が終わると何度も先生に質問したり、友だちをたくさん作ったり。一大決心すると知らない自分がわき上げってくる。きっかけをつかんだ感じ。世界を知る行動力、それが私に身についた。
岡﨑 三汰さん
一人ひとりが自分を出し合っている
白門祭で漫才をやった。修学旅行ネタ、トイレや恋バナなど日常生活ネタを披露したら意外とうけた。僕ですら自分を出せる。中附は一人ひとりが素の自分を発揮している。まるで個性の宝庫。毎日学校に来るのが楽しみで短い休み時間でも必ず面白いことが起きる。その一瞬一瞬が楽しい。しかも、みんな勉強をしっかりやる。
秋元 瑠南さん
海外で生活できる力を、
今から備えておきたい
入学前まで住んでいたタイでは様々な国の人が生活していて、日々多様な文化に触れ、刺激を受けていた。教養総合Ⅰの日豪研究でオーストラリアについて調べていく中で、今まで触れてきた多様な文化とは全く違う文化を知り、衝撃を受けたとともに、自分の視野が広がった。将来は多様な文化に触れながら海外で生活したい。