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教養総合 News&Topics 【教養総合Ⅰ光とオーロラの探究コース】つくば研究見学ツアーを実施しました

教養総合Ⅰ光とオーロラの探究コースでは、2022年8月26日につくば市を訪問し産業技術総合研究所「サイエンススクエアつくば」「地質標本館」、国土地理院「地図と測量の科学館」、JAXA筑波宇宙センター「スペースドーム」を見学しました.

最初に訪れたサイエンススクエアつくばでは,産総研で開発された先端技術とそれらがどのように社会に役立っていくのかを学習しました.非破壊検査技術や人工光合成,光触媒,光応答性ゲルなど本講座のキーワードの一つである「光」に関連した研究をはじめ,アザラシ型ロボット「パロ」や3D触力覚技術の体験を行いました.展示を見ながら生徒同士で議論する様子も見られ,興味や関心を深めていたように思われます.

3D触力覚提示装置を体験する生徒達
3D触力覚提示装置を体験する生徒達
アザラシ型ロボット「パロ」の体験

地質標本館では,地球の歴史や地質現象、鉱物資源,地質図の役割についての展示を見学しました.「日本列島の立体地質図」では,日本列島の精密立体模型にプロジェクションマッピングを用いて各種の地質情報を重畳提示することができ,情報の見せ方についても勉強になりました.

関東の地質を学ぶ生徒達
プロジェクションマッピングを用いた展示

続いて訪問した地図と測量の科学館では,測量の仕組みや地図の歴史についての展示を見学し,身近なものである地図が様々な科学技術に支えられていることを学習しました.また,「目測の天才」コーナーでは目測の仕組みをゲーム形式で体験し,生徒達は目測の難しさを実感した様子でした.航空写真とレーザースキャナ,GPS,INSを組み合わせたシステムや陸域観測技術衛星「だいち」を用いた地形計測技術は,産総研およびJAXAの研究と密接に関連しており,科学技術がどのように応用され活用されているかを実感できました.

エントランスの巨大日本地図
測量の仕組みを学ぶ生徒達
様々な測量技術の解説
航空機に搭載されていた立体図化機

最後に訪れたJAXA筑波宇宙センターでは,JAXAが開発した歴代の人工衛星などを見学しました.生徒達は人工衛星の予備機やテスト用モデル,ロケットエンジン,国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の実物大モデルなどを目の前にして,そのスケールの大きさや精密さに興味津々の様子でした.

国際宇宙ステーション「きぼう」モジュールの実寸モデル.
人工衛星やロケットエンジンの展示