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教養総合 News&Topics 多摩動物公園実習(10月29日)

教養総合「マレーシア・ボルネオジャングル自然調査」では、探究ウィーク第四弾として「多摩動物公園実習」を行いました。

この実習は動物の何気ない行動まで観察することを目的とし、1種類の動物を選び、さらに1個体を40分~60分かけてじっくり観察しました。

動物は何かしら行動をしていますので、一見動いていないように見える動物でも、反芻(はんすう)の数を数えたり、耳の動いた方向や回数を数えたり…など細部にわたって観察するとだんだん観察するのが面白くなってきます。

寝ている動物もじっくり観察すると様々な動作をしていることが分かります。

生徒の反応も

「普段何気なく動物を見ているが、よく観察すると動物を見るのがより面白くなる」

「モウコノウマの観察をした時に、観察した個体が8匹いたうちで、他の個体に対して喧嘩を仕掛けることが多かったが、他の個体はやり返すことはなかった。そこからその個体の群れの中での立場がわかった。」

「コンゴウインコにはテリトリーがあるようで、花壇より手前にいくと激しく威嚇をするようだった」

など、じっくり観察することで見えてくる動物の行動の面白みを実感したようでした。

他個体との関わりにも注目して観察します。

この経験を活かし、これからの調査でもじっくり生物を観察していってほしいです。