News&Topics 中学2年生 ワンデイエクスカーション第2弾
中学2年生はワンデイエクスカーション第2弾を実施しました。
今回の舞台はお台場!

目的は「日本科学未来館とAkeruE(アケルエ)を訪れ、最先端の科学技術に触れて理系分野への関心を高める」こと。
それでは、生徒たちの一日をご紹介しましょう。
東京テレポート駅に集合した生徒たちは、各施設の入場時間までの間、班ごとに分かれてフィールドワークに取り組みます。

さて、↓の写真、何をしているかわかりますか?

実は彼女、観覧車の高さを測っているんです。
しおりの裏表紙は分度器になっています。

こんなふうにペーパーファスナーをひっかけると角度が測れちゃうんです。
まだ三角比の学習はしていませんが、数学の苅野先生の事前学習のおかげで、生徒たちの頭の中には計算方法がバッチリ入っています。

測定を終えると、班のメンバーから「計算は観覧車に乗りながらでよくな~い!?」というナイスアイディアも飛び出し、さっそうと観覧車乗り場に向かっていきました。

ほかにも課題は盛りだくさん。
生徒たちは理系科目の先生たちが作成した課題をこなしながら、最初の目的地であるAkeruEに到着しました。


アケルエは「観る、つくる、伝える体験を通してクリエイティブな力を育む場」です。
生徒たちは展示品を自由に手に取り、それぞれの発想をいかして楽しんでいました。




続いてやってきたのは日本科学未来館。

この施設の運営を担っているのは、本校がいつもSSHでお世話になっている国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)。
生徒たちは高校でのSSHの取り組みを先取りするかたちで、さまざまな実験に取り組みます。





お台場に来るまでは「理系はちょっと…」と言っている生徒もいましたが、遊びの延長のような感覚で最先端の科学技術に触れることができ、みんな楽しく一日を過ごすことができました。
毎度のことながら、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、興奮冷めやらぬまま生徒たちは帰路につきました。

中学2年生のワンデイエクスカーションでは、第1弾と第2弾を通じて理系科目のすべての分野(数学、物理、化学、生物、地学)に親しむことができました。
明日以降、学校に戻った生徒たちが今回の成果をいかんなく発揮してくれることを期待しています。