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高2教養総合Ⅰ ポーランド研究旅行

2018年10月22日(月)~27日(土)、高校2年生の68名はポーランド研究旅行に行ってきました。

SSH ポーランド研究旅行

ポーランドの古都クラクフの晩秋の街並みは大変美しく、まるで中世都市にそのままタイムスリップしたかのような雰囲気を楽しめます。

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到着して二日目は、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所、および映画『シンドラーのリスト』でも知られるシンドラー工場の博物館を見学しました。

「働けば自由になる」という文字が掲げられたゲートをくぐると、まるで大学のキャンパスのような重厚な建物が並んでいます。しかし、博物館の公認ガイドである中谷剛さんにお話頂いたとおり、その内部でナチスが行っていた非人道的な行為は、まさに言葉を失う悲惨なものでした。

ポーランドの近現代史を学んだ翌日は、世界遺産のヴィエリチカ岩塩坑を観光しました。この岩塩坑は、床や壁、大聖堂のシャンデリアにいたるまですべてが塩で出来た、たいへん美しく、スケールの大きな場所で、世界遺産としても初めて登録された場所です。

この午後は、クラクフ郊外の中世の古城オグロジェニエツ城を探検し、クラクフの街に帰ってからは、自由行動で町歩きを楽しんだり、おみやげなどを買ったりしました。

最終日は、ふたたびクラクフの街を探索しました(写真は、ヤゲウォ大学のコペルニクス像)。

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ヤゲウォ大学のコペルニクス像

「教養総合」の授業で勉強した、ポーランド語、ポーランド文化、中世のクラクフ、ポーランド社会の戦後史などの知識をふまえて、充実した旅になりました。生徒のそれぞれが新たに発見した探究課題は、今後の学習のなかでさらに深めていくことになります。