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SSHお知らせ

高2教養総合Ⅰ フィンランド研究旅行

10月22日(月)から26日(金)の3泊5日で、フィンランド研究旅行に行ってきました。

主な実施内容は以下の通りです:

  • オーロラ観測
  • フィンランド北部に位置するソダンキュラにあるSodankylä Geophysical Observatory(ソダンキュラ地球物理観測所)で英語交流・オーロラに関する講義・施設見学
  • Arktikum等ロヴァニエミ市内科学施設の見学

オーロラ観測

滞在中21:00から1:00まで氷点下のロヴァニエミ郊外でオーロラ観測を行いました。残念ながら2日目と3日目には見られませんでしたが、到着日の夜中と帰国便の機内から、肉眼及びカメラ撮影を通じて観測することができました。引率の田島先生以外のメンバーは、肉眼での観測は初めてだったので、一同見え方に驚いていました。また、寒い中長時間観測した結果、見られた時の感動は大きかったようです。

それぞれが持って行った撮影機材で綺麗な写真を撮ることができました。

SGOでの交流・講義・見学

University of OuluのTurunen教授がコーディネーターとなってくださり、素晴らしい機会を得ることができました。

スケジュールは以下の通りです:

11:30-12:45 Lunch, Restaurant Niesta 

12:45-13:00 Representative Students presenting their schools (Japanese students: Seiki Rin and Yukito Koide / Finnish students: Sara Perälä and Unna Teppo)

13:00- 13:30 Group discussion:

13:30-14:30 Lecture of Aurora Borealis by Dr. Jyrki Manninen 

14:30-15:00 Introducing the Institute’s research activities and international collaboration (Dr. Esa Turunen)

15:00-15:15 Afternoon tea and coffee break (in Lecture hall)

15:15-16:00 Seeing the facilities at the institute (EISCAT and Meteor radars, Sodankylä Satellite Ground Station, Automatic Weather Sounding Station)

地元の高校サイエンスコースに所属する生徒と交流する予定でしたが、都合により中学生2名と大学院生数名と英語で交流することになりました。また、Manninen教授によるオーロラに関する講義と、Turunen教授によるソダンキュラ及び北極圏における大気現象観測の歴史・現状と国際協力について講義をしていただきました。英語による講義でしたが、熱心に耳を傾ける生徒の様子が見られました。

その後、限られた時間ではありましたが、Turunen教授とMartinez先生による施設案内をしていただきました。

ロヴァニエミ市内科学施設の見学

Arktikumは科学館・博物館の機能を持つ施設であり、生徒たちはフィンランド・北極圏の社会文化に関する展示物と、その地域に特徴的な自然科学に関する展示物を数多く見ることができました。各自の研究テーマを持って行っていたので、そこで情報収集する生徒もいました。また、その他の施設を訪問する生徒もおり、自身の興味・関心に応じて時間を使っていました。


この旅行成立に関わってくださった多くの皆様に感謝申し上げます。