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高1教養総合Ⅰ最終発表会を行いました!

2月21日(水)に教養総合Ⅰの最終発表会を行いました。

教養総合Ⅰは高校1年生の週に1時間の必修授業です。

4月の「研究とは何か」という石田校長先生の講演からスタートしたこの授業は、1年間かけて探究のサイクルを回すというもの。自身の興味関心を整理したり、学問マップからそれを位置づけたりしながら模索した自分だけのテーマについて、文献、アンケート、ヒヤリング、実験などを行って調べました。11月には中学生に向けた中間発表も行い、何度も探究の内容を振り返りながら進めてきました。

片栗粉や小麦粉など、身近な粉末をファンデーションの代替品にできないか、実際に調合し、自身や家族に試してもらい、自作の評価項目で検証をしている例など、興味深い着眼点の探究が増えてきました。

最終発表会の視聴者は卒業間近の高校3年生です。各グループに1~2名の3年生が来て、発表を聞き、疑問や意見、助言を伝えてくれました。3年間(6年間)、中附で探究活動を積み重ねてきた3年生の視点は鋭いものでした。まだまだ課題も残った探究も多くありましたが、失敗から学ぶことが中附流。高校1年生にとっては、間もなく始まる教養総合Ⅱ(研究旅行を含む高校2年生の授業)の足がかりともなる、発表会になりました。