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サンゴ礁サイエンスキャンプ in 喜界島 レポート

前回、8/4-15に鹿児島県喜界島で開催されました「サンゴ礁サイエンスキャンプin 喜界島」の前半の報告をしましたが、今回は8/8以降高校生6名だけのサイエンスキャンプの報告をします。

前半は小中学生も一緒にサンゴ礁やそこに生息する魚類、無脊椎動物などを観察しましたが、小中学生が帰った8/8から高校生の本格的な研究が始まりました。

各自が自分でテーマを設定し、大学や研究機関の先生、大学院生から指導、助言を戴きながら研究を進めました。本校からは高校生3名(浦上さん(高3)、田村君(高1)、石坂君(高1))が参加しました。研究内容は、サンゴのポリプの伸びが光によってどう変わるか、サンゴ礁と人々との関わり、化石サンゴの種類(質)によるろ過材の効果などです。14日の夜、研究発表会があり、前日の夜遅くまで実験、観察、データ処理などに追われていました。研究発表では専門の先生方から鋭い質問がたくさん出ましたが、各自が自分の考えていることをしっかりと述べ、非常に貴重な体験ができたと思います。

今回参加した生徒たちは、美しい海と夜空に囲まれた、素晴らしい自然環境の中で研究の機会を与えてくださった全ての皆さんに感謝したいと話していました。今後の研究にも期待したいです。

写真:研究所の先生の講義を聞く(上段左)。夜遅くまで研究する(上段中央)。研究発表する石坂君(上段右)、田村君(中段左)、浦上さん(中段・中央)、海の綺麗なスギラビーチ(中段右)、満天の星空(下段左)、サンゴの観察をしたハワイビーチ(下段中央)、卒業研究で参加した進士君、吉末さんら(下段右)