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SSHお知らせ

教養総合Ⅰ(高1)オリエンテーション旅行で「大討論会」を実施しました。


 高校1年生は、オリエンテーション旅行で富士緑の休暇村に来ました。

 2日目の午前中、教養総合Ⅰの第2回授業の番外編として、「答えのない問い」をテーマに大討論会を実施しました。


 クラスの枠を越え、3〜4人の班を編成し、それぞれ「肯定派」「否定派」「ジャッジ」に分かれて討論を行いました。討論後には、各部屋で代表を選出し、さらに代表者同士による対抗討論も行いました。


 班の中には初対面の生徒同士も多く、最初はぎこちない様子も見られましたが、自分の立場に基づいて調査し、意見を交わす中で、次第にテーマに対する論理を組み立て、発表する力を育んでいきました。また、はじめは話し合いや作業への参加に戸惑う生徒もいましたが、次第に自分ごととして捉えるようになり、最終的には一人ひとりが積極的に意見を述べ合う姿が見られました。

 今回の大きな目的は、さまざまなテーマについて深く考える経験を通して、自分自身の「探究の問い」を見つけるきっかけを作ることにあります。また、Devil’s Advocate(悪魔の代弁者)――あえて本心とは異なる立場から論理を構築する経験は、これからの探究活動に必ずプラスの作用をもたらすと強く感じています。

 これから始まる探究のあゆみに、大きく期待しています!