2019年度卒業研究発表会 in 中央大学理工学部
2020年1月17日(金)に、中央大学理工学部(東京都文京区)にて、高校3年理系コースの卒業研究発表会を実施しました。この発表会は、中央大学と本校が実施する高大連携事業の一環として行われているものです。本年度は、卒業研究から選抜された21名の生徒が、各自が用意したスライドを使って研究発表を行いました。
午前は2部屋にわかれて発表を行い、午後は投票で選ばれた4名の生徒が代表発表を行いました。発表者のなかには、卒業研究について理工学部の教授からアドバイスを受けた者もおり、そのような生徒たちにとって本発表会は成果報告の場でもありました。質疑応答では理工学部の教授から厳しい質問が投げかけられる場面もありましたが、全員が無事に発表を終えることができ、大学進学に向けてよい経験となった模様です。
新たな試みとしては、本年度はProject in English Ⅲ (PIE)の公開授業を併催しました。授業で作成した卒業研究を英語でまとめたポスターを使い、3号館1階のオープンスペースでポスターセッションを開催しました。こちらは理工学部の教授だけでなく、大学生・大学院生、隣接する中央大学高等学校の生徒など多くの方の参加をいただき、大変活気に溢れる会となりました。
2019年度卒業研究発表会 発表題目
小型風力発電機の形状に依る発電効率
格子モデルによる歩きスマホの危険性について
二次元上での実在気体のシミュレーション
オーロラ帯における異常伝搬の特異性~日本との比較~
タヌキの行動と食性
様々な素材に対するヤモリの吸着力の検証
東京都東大和市における外来植物の分布調査
サンゴの防御反応と粘液の関係
青梅の杜における獣道の利用状況
iPadを使った音色の研究
中央大学附属高校一号館の常時微動の計測
卵はどのように割れるか
オーロラの音と空気の逆転層の関係
2種類(小松菜とホウレンソウ)の野菜のおいしさの比較
ストームグラス内での結晶変化
リンスインシャンプーにおけるリンスの効果
紙ストローの塗装剤について(塗装剤の水に対する実用性の総合的評価)
布についたペンの汚れを漂白する
界面活性剤とリモネン
ルミノール反応を用いた化学実験