第1回 中央大学附属学校研究発表会を開催
3月11日(土)に第1回 中央大学附属学校研究発表会が中央大学杉並高等学校にて行われ、本校の生徒2名も発表者として参加しました。今回は、中央大学の附属4校の生徒が、それぞれ授業や部活動を通じて得た日頃の研究の成果を発表しあうという初めての企画でした。
中央大学高等学校の山本 慎校長より開会の辞が述べられたあと、4校から選ばれた生徒6名による発表が行われました。各校の発表者と発表テーマは以下の通りです。
中央大学高校 藤枝由衣 「新自由主義と国際社会」
中央大学高校 和田里沙子 「人口動態と日本社会」
中央大学杉並高校 松村芽衣 「女川町と南三陸町の復興の取り組み」
中央大学横浜中学校 丸山遥史 「誘導起電力の大きさは、磁石の運動を妨げる向 きの磁界が生じさせる力と比例するのか」
中央大学附属高校 藤岡李 「レストラン街における『色物』専門店の未来」
中央大学附属高校 三宅萌友子 「流体中における球体の運動とカルマン渦」
中央大学高等学校、中央大学杉並高等学校、中央大学附属高校の高校生は、いずれも各校の授業の中で進めた研究成果の発表、中央大学附属横浜中学校の中学生は、科学同好会での実験と研究の成果発表でした。本校では、3年次に「表現研究」という科目があり、1万字以上の卒業論文を課していますが、今回の発表者藤岡李さん、三宅萌友子さんは、いずれもその中で優秀者に贈られる「蒼穹賞」の受賞者でもあります。
発表の後、中央大学杉並高校齋藤祐教諭によるインタビューと会場からの質疑応答が行われました。発表者からは、研究を通じて「ニュースを見る目が変わった」、「日ごろから多くの人の発表を聞くことで、広い視野を持つことが習慣付いた」、「毎日の生活の中でいろいろなことに関心が持ててきた」、「多角的に物事を見られるようになってきた」、「まだ今回の研究に終わりがないので、引き続き研究をしていきたい」といった感想が述べられました。
今回の発表会を通じて、4校間の交流を深めるとともに、互に刺激を与え合うことで、附属の学校全体の教育水準の向上を目指しています。