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教養総合 教養総合Ⅰ「クメール遺跡群と東南アジア」実地踏査

カンボジア研究旅行

2019年12月22日から28日まで、教養総合Ⅰ「クメール遺跡群と東南アジア」の受講生48名は、カンボジア実地踏査でプノンペンとシェムリアップを訪問しました。

12月22日(日)第1日目
成田空港9時30分発のベトナム航空301便にて出発、ホーチミンを経由し、16時40分プノンペンに到着しました。初日は移動の一日で、夕食をとりホテルに到着する頃には既に暗くなっていました。

12月23日(月)第2日目
午前は、王立プノンペン大学日本語学科を訪問。日本語を学ぶ学生さんと交流を楽しみました。午後は2グループに分かれてセントラルマーケットの見学、そして中国系寺院(福建会館・民生学校)を見学しました。寺院に併設された民生学校は2000人の生徒が学びます。中国資本の影響もあるのか華語熱が高いようです。夕刻は独立記念塔、シハヌーク前国王の像を見た後、夕食をとり一日を終えました。

12月24日(火)第3日目
午前はトールスレン収容所(S21)でポルポト時代の暗い歴史を学び、その後王宮、国立プノンペン博物館を見学しました。午後はキリングフィールドで罪もなく犠牲になった人々に祈りを捧げました。その後、国内線でプノンペンからシェムリアップへ移動して一日を終えました。

12月25日(水)第4日目
午前は上智大学アジア人材養成研究センターで、アンコールワット講座を受講し、その後西参道修復現場を特別に見学させていただきました。鑿一本で表面を平らにしていく石工の職人技、フランス時代の修復の様子、創建当時を彷彿とさせる作業現場など“本物を見る”ことのできる貴重な体験でした。その後アンコール博物館を見学し、午後はアンコールアット遺跡の中を見学しました。

12月26日(木)第5日目
午前はアンコールトム、バイヨンを中心に見学、午後はプリアコー、バコン、ロレイなどのロリュオス遺跡群を見学、アンコール期前期のレンガ建築が印象的でした。最後は民族舞踊を見ながらの夕食で、アプサラダンスの踊り子さんにインタビューをする生徒もおりました。

12月27日(金)第6日目
午前はバンテアイスレイを見学、“東洋のモナリザ”やリンテルに刻まれた彫刻に心を奪われました。午後はガジュマルの大樹が遺跡を侵食するタ・プローム、オールドマーケット、巨大な貯水池である西バライを見学して帰国の途に就きました。