中学第3学年 沖縄修学旅行【2日目】
はいさ~い!
修学旅行2日目が始まりました。
果たして生徒たちは起きられたのか!?
結果は…
起床時間よりも早く起きて、鏡の前に仁王立ち!
前髪の角度がぁ、寝癖がぁ。
扉の外まで聞こえてますよ…。
というわけで、思春期まっさかりの生徒たちでした。
さて、しっかり身なりを整えたら朝食です。
朝からもりもり食べて、みんな元気な姿を見せてくれました。
腹ごなしも済んだところで平和学習再開。
まずは旧海軍司令部壕へ。
ここは日本海軍設営隊によって掘られた司令部壕です。
人力で作られただけあって、壕の中はさながらアパートのよう。
いわゆる壕とのイメージの違いに、生徒たちは驚いていました。
続いて訪れたのは魂魄の塔。
穏やかな風が吹く静かな丘ですが、
ここには沖縄戦の犠牲者3万5千人がまつられています。
まさかここが壮絶な激戦地だったとは、想像もつきません。
ひとたび戦争が起きれば生活は一変する。
昨日の玉木さんの言葉がよみがえりました。
午前中の見学地を巡り終えた生徒たちは、
優美堂さんでランチタイム。
今日もおいしい沖縄料理をいただきました。
特にこのサーターアンダギー!
外はサクサク、中はふわふわ。
あまりのおいしさに自腹でお替わりを購入する生徒までいました。
昼食後はひめゆり平和祈念資料館へ。
いつもはにぎやかな生徒たちもこのときばかりは一言も言葉を発することなく、
展示資料を食い入るように見つめていました。
資料館を出た生徒たちは、ひめゆり学徒隊の跡をたどってアブチラガマ(糸数壕)へ。
南風原陸軍病院の分室として使われていたアブチラガマ。
ここに配属されたのが、ほかでもないひめゆり学徒隊です。
小さな入口からガマの中へ入った生徒たちは、ガイドさんの案内で懐中電灯の明かりを消してみます。
すると、目の前にかざした自分の手のひらすら見えません。
本当に真っ暗闇の世界。
うめき声や叫び声の響き渡る暗闇の中で、10代の少女たちがどんな毎日を過ごしたのか。
生徒たちは少しでもその実像に迫ろうと、ガイドさんのお話に真剣に耳を傾けていました。
アブチラガマを出た一行は、本日宿泊するホテルのある恩納村へ向かいます。
その途中、「道の駅かでな」から嘉手納基地を見学。
離陸する戦闘機を間近に見ることができ、戦争がすぐ近くにあることを痛感させられました。
本日の見学地はここまで。
ホテルに到着した生徒たちは、夕食までフリータイム。
楽しみにしていたプライベートビーチでみんな大はしゃぎ!
白球を追う男子。
映え写真に余念のない女子。
なぜかびしょ濡れの少年…。
それぞれ沖縄を満喫しました。
陽も沈み、お腹も空いてきたところで、夕食です。
ビーチで思う存分遊んだ生徒たちは、満腹になるまでいっぱい食べました。
夕食後は沖縄在住の仲西美佐子さんによる自然講話。
「私は沖縄がすきです」で始まった仲西さんのお話。
その思いそのままに、沖縄の魅力について、自然はもちろん文化についても語ってくださいました。
講話後の質疑応答も盛り上がり、生徒たちも楽しく沖縄の魅力を学ぶことができたようです。
こうして2日目もあっという間に終わってしまいました。
明日はいよいよ体験学習!
どんな珍道中が待っているのか。
明日のレポートも楽しみにしていてください。
1日目、3日目、4日目は、以下をクリックしてご覧ください。