資料請求

News&Topics

中学:第7ラウンド(9月9日〜14日)スクールランチ 2学期、再開

2学期最初のスクールランチは、ご当地メニューということで鹿児島県の郷土料理でした。鹿児島は離島が多いため南北の距離が約600kmに渡ります。この為、温帯、亜熱帯そして屋久島の一部は冷温帯と3つの気候帯が存在します。このような気候を活かし畜産を中心に多種多彩な農畜産物や魚介類に恵まれています。本日のメニューの鶏飯(けいはん)は約370年前から奄美に伝わるおもてなし料理です。具体的には、白飯に錦糸卵、ほぐした鶏肉、シイタケ、パパイヤ漬けなどの具材をのせ、ネギ、きざみ海苔、陳皮、胡麻、紅生姜などの薬味を加え、丸鶏から取ったスープをかけて食べる料理です。奄美群島はかつて薩摩藩が支配していましたが、この島々の人々はサトウキビを栽培して黒砂糖を作り、それを藩に納めていました。奄美の鶏飯は、本土、薩摩からやって来る威圧的な役人たちの気持ちを少しでも和らげようと、様々な具を使い、手のこんだ料理で可能な限りもてなそうとしたことが由来だそうです。その他、正月やお祭り、結婚式などのお祝い事のときによく作らる肉や根菜を中心とした野菜を油炒めしてから煮た がめ煮、さらに豆腐ステーキと黒糖蒸しパンといった献立で、栄養価は850カロリーでした。