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中学:スクールランチ第5ラウンドが15日からスタートしました(〜6月21日まで)

ソウルから高速バスで90分程の所に、かつて日本でも大ブームとなったドラマ『冬のソナタ』のロケ地としても知られる春川(チュンチョン)市があります。先月末、ここで行われた「春川マイム祭り」は韓国の代表的な公演芸術祭で、パントマイム、ダンス、パフォーマンス、パレードなどさまざまなジャンルの公演が繰り広げられました。そこで今回のスクールランチのテーマは、韓国料理です。韓国料理は医食同源(病の治療と食は人の健康を維持するという点でその源は同じであるという考え方)に通じる「五味五色」を大切にし、豊富な食材をバランス良く組み合わせた料理です。日本と同じく米を主食とし、箸を使う食文化ですが、テーブルマナーはかなり異なります。例えば、スプーンと箸が必ずセットになっていて、右手だけを使って食事をするのが基本となります。従って、器を左手で持ったり、器に口をつけるのはNGです。今回のメインメニューのプルコギは、醤油ベースの甘い味付け肉を鍋(あるいは網)で焼く韓国料理の中では、辛くない食べ物の代表格です。朝鮮時代の宮廷料理であるノビアニから派生したものと言われています。そもそもノビアニは肉に味付けして炭火で直に焼いたものをお皿に盛り付けるのに対し、プルコギは目の前で焼き上げたものをそのまま食べるスタイルでした。現在のようなプルコギは1950年代以降の食堂で、焼き上げの時短や柔らかくするために、肉を薄く切って調理するようになったのが起源とされています。この他にミヨックク(わかめスープ)、三色ナムル(火を通して作る野菜料理の代表格)、三色団子が加わって栄養価は950カロリーでした。尚、本校グリーテラスで収穫された野菜も今回の食材の一部となりました。