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中学:今年度のスクールランチがスタートしました

  4月24日よりスクールランチの第1ラウンド(~28日)がスタートしました。今年度のテーマは「日本の郷土料理と世界の料理」です。第1ラウンドのテーマは「入学式、お祝い弁当」でした。その中身は赤飯、若竹汁、唐揚げ、レンコンチップス、野菜の煮物、イチゴのケーキといった献立。赤飯は今日、祝い事に用いられる定番となっていますが、この風習は明治中期以降と言われています。明治・大正のころまでは、毎月1日、15日、28日の朝は、うるち米の飯を炊く時に小豆を加えることになっていました。これを赤のご飯、または小豆ご飯と称し、赤飯という表現はありませんでした。赤のご飯はその日を祝うためにつくられたものですが、小豆の皮は腸に刺激を与え、月3回の小豆入りのご飯は健康上でも有益でした。赤飯は一般的に吉事の食物とされていますが、東北地方の日本海側、関東地方の西部では葬式のときの食物とされている所があります。赤飯に汁や茶をかけることが良しとされないなど、赤飯の食べ方に禁止事項が多いのは、赤飯が冠婚葬祭など非日常的な時間や空間での食物であったことを示していると考えられます。