資料請求

News&Topics

中学:スクールランチ 最終(第17)ラウンドとなりました (20〜24日)

本年度のスクールランチは今回の第17ラウンドで終了となります。最終回のテーマは「桃の節句」です。毎年3月3日に雛人形を飾り、桃花やひな菓子を供えて、白酒で祝い、「ひな祭り」とも呼ばれる風習です。今日では女子中心の祭りとされ、男子の端午の節句と対置されてもいますが、その歴史は意外と新しいようです。江戸時代初期に宮廷や幕府で3月節句にひな人形にかかわる行事があった記録が現れます。やがて寛文年間(1661~73)以降にようやくひな祭の形が定着したとみられます。その一般化は明治以降で、この頃、女児にひな人形を贈る習慣も広まりました。「桃の節句」とちらし寿司には明確な関連性がないと言われていますが、そもそも寿司自体が「ことぶき:寿」を「つかさどる:司」ということから「縁起の良い」食べものとされています。ちらし寿司の主な具材も意味合いを持っています。エビは腰が曲がるまで健康という願いから長寿、脱皮を繰り返す様から立身出世の願いが込められています。ハスは穴から先を見通せるようにという祈願、豆はマメに働けるようにという願掛けとなっています。味噌汁に使われたカブは 「地産地消」で、中学2年生が本校のグリーンテラスで栽培したものが使われました。今回の献立は、ちらし寿司、カブの味噌汁の他に、茶碗蒸し、イチゴのワッフルで、栄養価は915カロリーになります。