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グローバル シンガポール国際交流プログラム実施報告

先月、本校中学3年生の7名が、シンガポールのNorthbrooks Secondary Schoolを訪問し、交流をしました。

通常授業への参加だけではなく、シンガポールの伝統的お菓子作り、マリーナベイでのカヤック、シンガポールで一番高い山があるブキティマ自然保護区での登山と動物観察、ボルダリング体験やオリエンテーリングなど、多岐にわたるプログラムを行ないました。また、2日間のホームステイを行い、滞在期間中はバディと一緒に行動し、交流を深めました。

Northbrooksの生徒の他文化を受容する姿勢や協同学習への取り組みは、本校生徒も多く学ぶことがありました。英語でのコミュニケーションが基本になりますが、Northbrooksの生徒は、ときに日本語を調べ、積極的に日本語を話そうとします。共通言語である英語にとらわれず、我々の母語を話そうとしてくれる姿勢からは、CEFLが目指す「複言語主義」の理念を感じました。シンガポールは、英語が公用語の1つですが、「シングリッシュ」と呼ばれることもあるように、イギリス英語やアメリカ英語とは異なる部分もあります。そうした環境の中で、”理想的な英語の母語話者を目指すのではなく、言語と文化を学ぶことで相互理解と平和につなげる”ことを目標にする「複言語主義」の理念を生徒たちも感じたと思います。

10月には、Northbrooksの生徒が本校に来校し、交流を実施する予定です。