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中学:3年1,2組が法科大学院での課外授業を受けて来ました

9月11日8時20分、中学3年1,2組の生徒が中央大学法科大学院のある市ヶ谷キャンパス2601教室に集合。受験勉強にとらわれない、本当に必要な授業の一環として、大学院との連携による法教育が実施されました。法科大学院生の間で圧倒的人気を誇る髙橋直哉先生による法科大学院の概要からスタート。時々、ユーモアを交えながら「法科大学院はとはどのような所か」をテーマに授業が行われました。その後、今から?年前、現行試験よりはるかに難関だった時代にあって大学在学中に司法試験に合格し、最高検の検事も経験され、4月より本院の専任教授に就任された中川深雪先生に模擬授業を担当して頂きました。今年度のテーマは「裁判について考えようーバイトテロ」で、正義の女神テミス像の解説から始まり、生徒たちが夏休みに仕上げた「バイトテロのレポート」を使いながら日本の裁判制度を考える、先生と生徒双方向で展開される授業が展開されました。
この後、生徒4名前後のグループを作り、それぞれのグループに1名ずつCLS法育教室の大学院生が付く形で、別の2つの教室のどちらかに移動。グループ内での「自己紹介タイム」を経て、数例の架空事件を事例にして「急迫不正の侵害に対して、自己または他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない」という正当防衛の概念を学習。この知識をもとに、てんてん、淳、まみたんが登場する事件を大学院生のアドバイスを受けながらグループで正当防衛が成立するか、否かを判断し、その根拠とともに発表しました。このグループセッションの法教育授業を終えた後は、キャンパス内の9階にある模擬法廷教室へと場所を移して中川先生による法廷ガイドが行われ、クラス集合写真撮影と続き、集合教室に戻、昼食後、地下鉄を乗って国会見学に向かいました。
9月13日は3年3、4、5組の生徒が法科大学院での同様の課外授業を受けることになっています。