中学3年生沖縄便り3日目
修学旅行3日目を迎えました。朝6:30起床、7:10朝食です。
今日の朝食は、砂浜を見下ろせるレストランで、いただきます。
朝食後、すぐに出発。今日は辺野古、大浦湾一帯を、二手に分かれて回ります。
まず、辺野古に向かいます。キャンプシュワブの脇で、地元の方にお話を伺いました。基地の建設により、村が推進派と反対派に分かれ、親族や親兄弟でも、対立してしまっていることなど、基地問題が住民の生活をすっかり変えてしまっている現実を、率直な言葉で語ってくださいました。
続いて、ジュゴンの見える丘へ向かいます。大浦湾のそばの、岬の突端にある丘です。ヤンバルの森の丘の稜線を歩くと、その先に視界いっぱいの海が広がりました。ここでは、ジュゴンの生態観察活動に従事されている鈴木さんに、ジュゴンの食性や保護活動についてお話を伺いました。
かなり歩いた後は、昼食です。地元の公民館をお借りして、タコライスのお弁当をいただきました。
午後は、体験学習です。大浦湾の一角で、シーカヤックとビーチコーミングに挑戦しました。台風の影響か、少し波が高かったのですが、湾の中なので、予定通り実施できました。生徒たちは、浜辺で海に入り、ずぶぬれになるまで大はしゃぎです。
濡れた服を着替えて、夕食会場の恩納村ふれあい体験学習センターに向かいます。ここは、第1回の修学旅行からお世話になっている場所で、今年は地元の青年会の協力で、エイサーの実演講習も受けられることになりました。
まず、夕食です。今日は一日よく動きました。バーベキューと恒例の豚の丸焼きです。生徒は豚を目の前にして、最初はおっかなびっくりですが、やがて箸を伸ばし始め、最後は完食していました。
食事の後は、地元青年会によるエイサーの演舞と講習会です。その姿のかっこよさと太鼓の響き、本物のエイサーの迫力に、生徒は圧倒されました。演舞の後は、生徒もエイサーを習い、舞台上で一緒に踊ります。
最後に、生徒全員で、練習してきたエイサーを地元の方に披露しました。こうして沖縄の夜は更けていきました。