中学:スクールランチ第16ラウンドが13日からスタートしています(〜2月19日まで)
今年度のスクールランチも残すところ今回を入れ2ラウンドとなりました。今回のテーマは世界の料理ロシアです。伝統的にロシアではライムギで作った酸味のある黒パンが常食され、これにカーシャ(コムギやオートムギ,ソバなどで作るかゆ)とキャベツ入りのスープさらにクワス(ライムギと麦芽を発酵させた酸味のある飲物)を加えたものがロシアの基本的な食事パターンでした。18世紀になるとフランスの宮廷文化の流入の一環として貴族たちの間ではフランス料理を食べるようになりました。商人たちは伝統的な食習慣を堅持、ロシアの勢力下に新たに入った中央アジアなどの料理も取り入れ発展させました。これらがミックスして,今日のようなロシア料理が誕生しました。
本日の主菜は、ロシアの名門ストロガノフ家から広まった、牛肉の薄切りを タマネギと一緒に炒め、サワークリーム入りのソースで煮込んだビーフ・ストロガノフとバターライス。副菜に、モスクワのレストラン「エルミタージュ」のシェフであったリュシアン・オリヴィエによって考案された細かく刻んだジャガイモやニンジン、ピクルス、ハム、ゆで卵などがマヨネーズで和えられたロシア風のポテトサラダであるオリヴィエ・サラダ。デザートとしては今週はヴァレンタイン・ウイークということもありまして、ココアシフォンケーキも加わりまして栄養価は1030カロリーでした。