中学：スクールランチ第１３ラウンドが１８日で終了しました（１月12日〜）

気温が乱高下する日が続く最中、「体を温めるメニュー」をテーマに始まった三学期最初のスクールランチが本日で終了しました。今回の主菜となった「生姜あったかスパイシーうどん」に使われている生姜、ニンジンは体を温める野菜の代表格です。一般に、体を温める野菜は、冬が旬で、土の“中”にでき、黒い色、赤い色、オレンジ色が、その特色です。
生姜は日本に渡来したもっとも古い野菜の一つで、辛味が非常に強いので、体の冷えや新陳代謝機能の衰え等の治療にも用いられています。中国では有史前から栽培されていましたが、日本においては中国の正史の一つである3世紀に書かれた『三国志』中の『魏志』の倭人伝に生姜が登場しています。室町時代には鯛の刺身に酢漬けの生姜を添えられ、江戸時代１９世紀中頃の天保より関西地区で梅酢漬けの紅生姜が組み合わされました。生姜の辛味成分は殺菌作用があり、なま物に添える庶民の知恵は科学的にも裏づけられています。
スパイシーうどんの他に、体を温めて代謝アップする肉豆腐、ごまだれ団子が献立に加わって栄養価は910カロリーでした。