中学:3年生が法科大学院での課外授業を受けて来ました
9月6日は1,2,3組が、翌7日は4,5組が中央大学市ヶ谷キャンパスの法科大学院に出向き、恒例の受験勉強にとらわれない大学附属ならではの課外授業を受けて来ました。本年は、法科大学院切っての人気を誇る髙橋直哉先生による「法科大学院の概要」からスタート。その後の体験授業は今年も最高検の検事でもあられた中川深雪先生に担当して頂き、「みんなで成人年齢引き下げについて考えよう」というテーマで法的観点から手解きを受けました。この後、抽選で6名前後のグループを作り、それぞれのグループに1名ずつCLS法育教室の大学院生が付く形で、別の2つの教室のどちらかに移動。グループ内での「自己紹介タイム」を経て、5つの事件を事例にして「急迫不正の侵害に対して、自己または他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない」という正当防衛の概念を学習した。この知識をもとに、優くん、剛くん、マリアが登場する事件を大学院生のアドバイスを受けながらグループで正当防衛が成立するか、否かを考え、発表しました。グループセッションの法教育授業を終えて、キャンパス内の9階にある模擬法廷教室へと場所を移して中川先生による法廷ガイドが行われ、クラス毎の集合写真撮影と続き、集合教室での昼食の後に解散となりました。