News&Topics <物理部> 12/16 LEGOロボットの大会 First Lego League に出場しました
12月16日にFirst Lego League (FLL)の東京予選が開催されました。
FLLは、毎年行われるLEGOのロボットの競技大会です。世界110カ国、約67,000チームが出場しており、毎年の世界大会は世界各地で行われます。2008年にはアジア初の世界大会が東京で開かれました。
競技は大きく2種類に分かれており、1つ目はあらかじめプログラムを組んだ自立型のロボットで数々のミッションをクリアする「ロボットゲーム」。2つ目は、毎年大会から出されるテーマに沿って研究活動を行い、プレゼンテーションを行う「イノベーションプロジェクト」です。2023年度のテーマは、「MASTER PIECE」でした。日本語直訳は「名作」。世の中に様々ある各分野の「名作」について、新たな「見せる」「魅せる」方法を提案するというものでした。
本校の物理部からは2チーム参加しました。
チーム「skyf」
中学3年生のチームです。イノベーションプロジェクトでは、日本の名湯をVR体験にて紹介する方法を研究しました。視覚情報だけではなく、聴覚、嗅覚、触覚からも温泉を体験するというものです。旅行会社の方にもインタビューさせてもらいました。
チーム「Evolving Chufu」
中学2年生、1年生のチームです。イノベーションプロジェクトでは、音楽×美術館を提案しました。絵画や彫刻などの美術館は多くあるが、音楽の美術館はあまり見ません。ここに注目し、音楽を紹介する美術館はどのようなものか、研究しました。
当日は両チームともにロボットゲーム、プレゼンテーションに全力を尽くし、他チームともたくさん交流を行いました。非常に充実した楽しい1日になったようです。
結果、2チームとも全国大会へ進出することはかないませんでしたが、skyfチームは、「Rising All Star Award」(プレゼンテーション審査員が、将来性を見出し、今後の活躍を期待するチームに贈られる賞)を受賞しました。また、Evolving Chufuチームも、ロボットゲームで42チーム中5位の成績を残すなど、来年につながる確かな手ごたえを得たようです。