News＆Topics 中学2年生ワンデイエクスカーション実施報告

　2023年5月29日(月)、5月31日(水)、6月1日(木)の3日間、中学2年生の5クラスは各日1～2クラスに分かれて、三富今昔村を訪問しました。

　まず、三富今昔村を運営している(株)石坂産業の産業廃棄物処理工場を見学し、日常生活では馴染みのない「産業廃棄物」について学び、それらがどのように〈処理〉されているのかを学びました。見学した工場ではおよそ90％がリサイクルされていることに驚きました。

　その後、工場の隣にある「里山」を見学しました。腐葉土とはどんなものか？「湿っている」「あたたかい」「やわらかい」、そんな声が生徒から聞こえました。事前に英語や国語の授業で「里山」について学び考えていたので、興味津々です。腐葉土の中にカブトムシの幼虫を発見したり、不思議な形の虫を発見したり、普段は意識しない生き物の気配を感じました。

　梅雨の合間の晴れの日だったので、昼食は外で食べました。弁当の容器はリサイクルされる「紙」、中身を食べきれなければ鶏の餌になるということでしたが、ほとんどの生徒が完食しました。

　最後はふりかえり。「三富今昔村は〈里山〉なのになぜ人が住んでいないの？」「ここの里山にはどれくらいの種類の生物がいるの？」「里山の運営で利益は出ているの？」等々、なかなか鋭い質問に、施設の方々が丁寧に回答してくださいました。お土産にはオーガニックあんぱんをいただき、帰途につきました。