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News&Topics 【高3特別授業】「美術館に行こう! エゴン・シーレ展」

高3特別授業の「美術館に行こう! エゴン・シーレ展」を選択した生徒は、2月16日(木)に学校での事前講義を経て、東京都美術館で実施されている「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」に行ってきました。以下、参加した生徒(一部)の感想になります。

・美術館に来たことが滅多になかったので、あまり作品の善し悪しは分からなかったけれど、私には到底理解のできない芸術のあり方で感心した。100年以上前の作品なのに筆跡がそのまま残っていて不思議な気持ちになった。美術に疎い私でもエゴンシーレの作品は特徴的で、書いた人を見なくてもどれがエゴンシーレの作品か見分けがついた。

・肌の色に赤や青が足されたり、顔の輪郭が直線的だったり、筆跡が荒く厚塗りなだけで、印象派のような暖かく丸みのあるイメージからあんなにも尖っている訴えかけるようなイメージになるのだと思いました。印象派の絵は輪郭がぼやけていたり写真には映らない人の暖かさや清らかな感じが表されていたのに対して、ウィーン分離派はその更に奥にある人間らしい感じというか先生が講義で言っていたように色々な感情が込められている感じがして見ていて不思議な気持ちになりました。


・講義を受けてから絵を見たことで当時の時代背景やシーレの作風の特徴をより感じることができた。また、実際に見ることで筆跡の荒い部分や絵の具を厚く塗り重ねている部分などがよく見えた。これまであまり美術館に行ったことはなかったけれど、しっかりと勉強した上で見るとこんなにも楽しいんだなと思った。

・印刷物で作品を見ることと実際の作品を観ることは全く違うということを感じることができました。特に、エゴンシーレらの作品は厚塗りの作品が多く、真正面・横・下からの見え方が全く異なり興味深かったです。