News&Topics 12/14 <高3Project in English> 英語による科学研究発表会参加(茨城県立緑岡高等学校 主催)
茨城県立緑岡高等学校は毎年12月に「英語による科学研究発表会」を開催しており、2024年度は第10回となります。今年も本校からは高校3年生9名が参加しました。
対面での発表の経験を通して、研究内容の深化や、また同世代の人が様々な研究を互いに発表し合うことによる意欲向上、そして英語によるプレゼンテーション力について自信を持つ様子が見受けられました。
今年は、那珂フュージョン研究所にも訪れ、最先端の技術にも触れることができました。
・那珂フュージョン研究所を見学した後の生徒の感想
核融合について初めて学び、いろいろな施設を体験しながら回れたのでとても有意義な時間だった。超電導のリニアなど、身の回りにあることから結びつけて考えることもでき、実際の研究職の仕事としての雰囲気も感じることができたので楽しかった。
核融合というものを初めて知り、新たなエネルギーとして有効活用できそうだと思った。超伝導の仕組みを身をもって知ることができた。
元々核融合の存在自体は知っていたが、ここまで現実味を帯びている話だとは知らなかった。今回仕組みや研究所の方々の努力を聞いて、核実験に興味を持てた気がする。
核融合について詳しく知ることができた。研究所では核融合や電磁力の技術のみでなく、バーチャル技術を活用した点検方法などがあり、様々な技術が凝縮されていて興味深かった。
核融合の技術の利用の最先端の研究を行っている機関の現場を見れた。
自分には関係のない技術だと思っていたが、農業や医療への利用が進められていると知り、興味が湧いた。
原理自体は高校物理の内容で理解できるものも多く、親近さを感じた。しかし、実際の規模は予想を凌駕するものであり、新鮮さと異世界感を覚えた。
核融合の仕組みについて体験を通しながら学ぶことができてよかった。またつい最近学んだ磁場の考え方などを使っており、より身近に感じることができた。
核融合の原理や、核融合を利用した発電について学べた。今後のエネルギーについて考えるいい機会になった。
普段の生活では絶対に体験できないような規模の設備や仕組みになっていて、とても興味深かった。超伝導や電磁誘導の話などは授業の復習にもなり、より理解を深めることができた。核融合エネルギーの開発がもっと進めば、地球にも優しく、かなり効率的にエネルギーを回収できて良いと思った。
研究所に行き、核融合の装置など色々なものを見れて、詳しく説明していただいて良い経験となった。
エネルギーの不足が予想される今、これから大きな役目を担うであろう核融合の面白さをしれて良かった
・発表会で発表した生徒の感想
質疑応答の際に思ったことを英語にするのが難しかった。もっと単語を勉強しなければならないということを実感した。
口頭発表は緊張したが、ポスター発表では途中から慣れてきてきたので、楽しく発表することができた。
質問も英語で丁寧に答えることができたので良かった。PIEでの経験を活かせられたと思う。
あれほどの人数の前で英語を話したことはなく緊張した。ポスター発表では1回目の発表では自分の言いたいことが全く言えず、相手にも理解してもらうことができず悔しかったが回数をこなしていくことで相手に伝えることができたのでよかった。
昨年の教養総合で発表の機会がたくさんあったので、発表自体は緊張せずにできたが、質問に英語で答えることが出来なかった。
自分の勉強不足を実感した。
壇上での1分間プレゼンが緊張したけれど、練習通りにできたと思う。ポスター発表は発表していくにつれて自然と英語が話せるようになれた。他の学校の生徒の発音が良く、自分の英語学習のモチベーションアップにもつながった。英語での質疑応答など、本当に貴重な経験ができ、楽しかった。
最初のスピーチは校外の人大勢に向けて壇上から発表する初めての機会だった。緊張したが、なんとかこなす事ができ、ポスター発表の時にも回を重ねるごとに伝わりやすいような英語に変えていったり工夫することができて楽しかった。
今日の発表ではどんな状況でも英語を使うように努力した。言いたいことを英語にすることはできても、論理的な説明が出来きれていないと強く感じた。さらに練習を重ねて、より良い発表が出来るようにしたいと感じた。
事前に準備していたもの以外の想定していなかった質問にはすぐに英語が出てこなく戸惑ってしまうことも多く、勉強不足を実感した。また、他校の方の研究を見て新しく面白い観点を知り、多くのアドバイスも頂けたのでとても有意義な時間を過ごせたと思う。参加してよかった。
英語の原稿を読むことができず、その場その場の英語になってしまっていたが、大まかには伝わっているようで安心した。ただ、本当に言いたかったことは伝えられていないと思うので、今後も英語を学んでいきたい
・茨城県立緑岡高等学校 SSH事業ページ
https://www.midorioka-h.ibk.ed.jp/?page_id=322
・那珂フュージョン科学技術研究所
https://www.qst.go.jp/site/naka/