News&Topics 生物部(Wild Life) 第44回日本動物行動学会、「SAGA(アジア・アフリカに生きる大型類人猿を支援する集い)人と動物の未来のために」で研究発表をしました。
11月22日(土)~24日(月)、函館市アリーナと同市民会館で「第44回日本動物行動学会」が開催され、本校生物部から2名(高3藤原悠太さん、渡邊心葉さん)が発表してきました。シンポジウムのほか、口頭発表が22本、ポスター発表が96本(学生80、一般16)ありました。大学生や院生をはじめ、研究者の方からたくさんのアドバイスや指摘を受け、充実した3日間でした。また11月29日(土)には中央大学理工学部において、「SAGA(アジア・アフリカに生きる大型類人猿を支援する集い)人と動物の未来のために」でも研究発表をしてきました。
どちらも発表テーマは「ムササビの体内時計を探る」です。生物部で取り続けてきた高尾山の調査データの解析(今回は2014年から2025年までの分)と、室内実験でムササビの体内時計について、活動周期と補正する要因について研究したものです。今回発表した2名は、中1時から調査に参加し、高2から実験を始めてまとめてきたものです。ムササビなど夜行性哺乳類の体内時計の研究例は少なく、今後さらに発展的な研究を進められたらと思っています。



