社会技術システムの安定・安全の支援などを専門とする研究室に所属し、研究に取り組んでいます。自分の関心としっかり向き合えているのは、中附時代に、卒業研究を通じて関心のあるテーマを探究する楽しさを味わえたことが大きいと感じます。試行錯誤をくり返す中で、エビデンスを大事にして粘り強く取り組む姿勢など、今につながる土台を築くことができました。また中学校、高校とも硬式テニス部に所属し、学習との両立にも尽力しました。自由な校風のもと、何でも主体的に取り組んだことが成長につながったと思っています。私が理想としているのは、多様な問題に対応できる弁護士。そのように考えるようになったのは、中附で取り組んだ課題図書の影響が大きいです。先生が選書したさまざまなジャンルに触れる中で、最初は難解に思えても、おもしろさを見出せたことが何度もありました。自分からは手を出さないような本も多く、視野が広がりました。弁護士に持ちかけられる相談は、多種多様です。触れたことのない分野が含まれていても、最適解にたどり着くために徹底してリサーチする。そうしたスタンスは、中附での学びが土台になっています。2017年 本校卒業/2021年 中央大学法学部卒業慶應義塾大学│理工学部│管理工学科古屋 美羽さん2021年 本校卒業都内法律事務所田中 天琉さんCHUO UNIVERSITY JUNIOR AND SENIOR HIGH SCHOOL24[中附公式サイト]卒業生メッセージhttps://www.hs.chuo-u.ac.jp/exam/ex-message/Miu FuruyaShiryu Tanaka研究への姿勢と主体性が培われた。課題図書の学びが、弁護士としてのスタンスの土台に。
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