2026
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ポスター・論文作成プレゼンテーションフィールドワーク実験データの分析研究計画予備実験事前調査ディスカッション文献の講読知識の習得科学技術人材を育てる英語の授業を、理科と英語科が共同で行います。生徒の発信が主となるPBL(課題解決型)授業で磨かれた英語のセンスは、2月のChufu Research Festivalにて、学外の専門家らに向けて行うポスター発表で発揮されます。統計学の基本をおさえ、さまざまな社会的課題の分析手法を身につけます。文・理の境界を横断し、ビッグデータ時代を生きるためのスキルを高めます。高2科学に興味がある中高生は、クラブ活動と両立させながら、自らのテーマの探究を続けられます。SSHの全国大会や各種学会発表に参加し、受賞した生徒も数多くいます。中附の理科では実験をたいへん重視し、科学的思考を鍛えます。中3の「教養総合基礎」(10ページ参照)でも、サイエンスに関わるテーマを自ら選び、探究する生徒がたくさんいます。生徒が運営する2月の発表会では、中高生がおたがいに「教養総合」の授業で探究した成果を発表し、対話します。自然科学から人文・社会科学まで、発表内容は幅広いです。具体的な課題を自ら発見し、科学的な探究を進めます。3年次に理系へ進む生徒にとっては卒業研究の準備、文系へ進む生徒にとっては科学的視野の拡大という側面があります。光・オーロラ・北極域をキーワードとし、生徒の自由な発想によるテーマで探究を進めます。カナダ・イエローナイフを訪れ、オーロラや雪結晶を中心に、北極域の自然と文化を学びます。私が取り組んでいるのは、環境にやさしい飛行機のエンジンを考える研究。高校1年次には、SSHハワイ研修旅行での発表に向け、CO2の排出を削減できる新たな燃料を検討しました。データを収集したところ、燃料ごとに一長一短があり、実用化につなげられそうな結果は得られませんでした。それでも、ハワイでの発表時に、現地の大学教授からアドバイスをいただき、今後の研究に意欲がわきました。校外発表のチャンスは多いので、さらに高い精度をめざしたいと思います。実験を通して好奇心や思考力を育てる発表し、対話し、成長するサイエンスを現地で実践する英語での発信力を身につけるデータサイエンスという武器を備えるサイエンス教育教養総合成果発表会Project in Science Ⅰ数学で読み解く現代社会高校CHUO UNIVERSITY JUNIOR AND SENIOR HIGH SCHOOL中学中学高校高3理系Project in English for Science高3文系光とオーロラの探究好きな研究に取り組み、海外での発表を経験できた。SSH課外活動14中西 結香さんYuika NakanishiMessage

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