GUIDEBOOK 2024
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ポスター・論文の作成プレゼンテーション現地でのフィールドワーク実験データ分析事前調査研究計画予備実験知識・スキル習得文献の輪読やディスカッション▶Project in ScienceⅡ高 3▶Project in ScienceⅠ高 2▶Project in English for Science高 3「マレーシア・ボルネオのジャングル自然調査」「光とオーロラの探究」「トレーニング科学」◆卒業研究テーマ例テーマ設定研究・調査計画研究・調査論文作成研究発表卒業研究発表会高大連携の一環として、中央大学理工学部のキャンパスで、教授らを前に卒業研究についてプレゼンテーションします。また、事前に大学教員から研究について適切な指導をしてもらい、卒業研究をまとめます。吉田 光翔さんこのページの詳細はWebサイトで紹介しています。10「科学」と「社会」の関係をひもとく科学的探究活動を通じて、課題発見力や課題解決力を高めます。3年次に理系に進む生徒が卒業研究を行うための準備という側面と、文系に進む生徒に科学的な視点を与えて視野を広げるという側面があります。論文の主流は英語であることに応えるために科学技術人材育成に特化した英語の授業を、理科と英語科が共同で開発しました。授業は生徒の活動を主体としたPBL(課題解決型)とし、研究や開発のシーンで活用されることを想定しています。正確な要因の解明を目指し、多角的に結果を考察した。フィンランド北部のソダンキュラ地球物理観測所を訪れ、オーロラに関する英語の講義を聴講し、現地の人々とも交流しました。その後、ロヴァニエミ郊外でオーロラ観測のフィールドワークを行いました。3年次の卒業研究まで続けた生徒が、オーロラの発生と電波の異常伝搬の関係を論文にまとめ、令和元年度SSH生徒研究発表会で奨励賞を受賞しました。パルスオキシメーターという動脈血中酸素濃度を指で測定する機械があり、マニキュアの有無や色で誤差が出るかを実際に検証し考察しました。研究の過程で先生からアドバイスをいただいたり、学外でのポスター発表で研究者の方に講評をいただいたりなど、自分では気づかなかった視点を得られる機会に恵まれ、多角的に考えることの大切さを学ぶことができました。複数の実験に取り組んで培った「常識を疑う視点」を忘れず、大学でも研鑽を積んでいきたいです。研究論文にまとめる「卒業研究」理系の生徒を対象に実施します。自ら設定した自然科学分野のテーマについて、実験の企画、設計から論文執筆までを通した本格的な科学研究を体験します。走流性を用いたメダカの色の識別能力の研究 ─HLS色空間を事例として─マニキュアの使用がパルスオキシメーターの測定値に与える影響色素増感太陽電池のセルの作製方法 ─負極面の簡易作製─Smart Cartを用いた摩擦力凝着説の研究 ─簡易的実験法の開発─教養総合や理系科目の学習、身近な現象などの中から、自分のテーマを設定します。自分のテーマに関係のある文献を探し、計画を立てていきます。また中央大学理工学部の教授や卒業生からアドバイスをもらいます。土曜日や長期休みを利用して、計画に沿って実験・調査していきます。実験結果や調査結果をもとに考察し、論文を作成していきます。中央大学理工学部にて、卒業研究発表会を行います。また、教養総合成果発表会などでも発表を行います。Message

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