GUIDEBOOK 2024
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▶理科教育中 学▶SSH講演会高 1▶教養総合成果発表会スーパーサイエンスハイスクールの目標は、 「次代のイノベーションを担う科学技術人材」を育成することです。科学的思考を深めるとともに、 科学だけでは解決できないたくさんの問題を解決していく能力を養います。中附では、 社会科学から科学技術にいたるまで、 分野を横断する取り組みにも力を入れています。科学現象を予測する力を養う実験で探究力や思考力を伸ばす中附の理科は、探究力や思考力を伸ばす実験を重視します。現象を予測する経験を通じ、科学的思考を鍛えます。2月には教養総合成果発表会に参加します。2018(平成30)年度より文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定校に採択。09SSH課外活動科学に興味のある生徒は、クラブに所属しながらSSHの活動に取り組むことができます。理系に限らず文系の生徒でも参加できます。文系進学者の多い中附の特色を生かし、「トランスサイエンス」にも重点を置いています。これは、科学的思考を「社会科学」「人文科学」「芸術文化」など、様々な分野と融合しながら問題解決に取り組む領域を表します。また、中附ではコンピテンシー・ベースの観点別評価を導入して、生徒の資質・能力を培っています。科学への興味関心を高める最先端技術に関わりのある研究者を招き、早い段階から理系への関心を高めます。これまで、東京大学先端科学技術研究センターや芝浦工業大学などから講師を迎えました。自分の考えを発表する毎年2月、生徒が運営する「教養総合成果発表会」が行われます。トランスサイエンスにも取り組む本校らしく、理系の研究から社会科学・音楽研究まで、発表内容はバリエーション豊かです。コンピテンシー・ベースの観点別評価コンピテンシー・ベースの観点別評価体制を開発して、生徒の内面に育まれる科学技術人材としての「資質」まで含んだ評価と指導を行います。中附のSSHでは、7項目のコンピテンシー(資質・能力)をチェックしながら自分がどのように成長しているか、自己評価できる仕組みを整えています。分野融合型学習学習する力やり遂げる力考える力新しいことに挑む力理解する力伝える力協力する力Chufu-compass理数教育2023年度より、SSH第Ⅱ期の5年間がスタートします!中・高多彩な教育 03科学的思考で社会の問題を解決する力を養うSSH。

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